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ポップの現場から~川勝正幸 in TV Bros. 1987‐2012 (TOKYO NEWS MOOK 340号) / 川勝正幸 テレビブロス特別編集
¥1,210
東京ニュース通信社 2012年1刷 B5判ソフトカバー カバー帯有 経年のキズや使用感あり TOKYO NEWS MOOK 340号にて刊行され、川勝正幸が独自の視点で1987年から2012年までのテレビ界や音楽シーンの動向を振り返る。ポップカルチャーにまつわるエッセイやインタビューを収めた貴重な記録。
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戦中派天才老人・山田風太郎 / 関川夏央
¥440
河出書房新社 1995年第3刷 四六判単行本 帯カバー付き 経年のキズや使用感あり 戦中派の天才老人・山田風太郎について深く掘り下げた関川夏央による著作。戦後の日本文学や文化に多大な影響を与えた彼の思索や生き様を辿りながら、時代背景や人間ドラマを魅力的に描写。
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新ニッポン百景 ー衣食足りても知りえぬ【ー礼節ー】への道標としてー / 矢作俊彦
¥1,650
小学館 1995年初版 四六判単行本 カバー帯有 日本屈指のハードボイルド&社会派作家が、バブル後の日本を巡り、衣食足りて礼節を知った後に遺された風景を、皮肉と諧謔精神で批評する。。
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渚ホテルの朝食 / 江藤淳
¥770
文藝春秋 平成八年第一刷 単行本四六判変形 帯カバー有 痕跡本(写真:見返しに高田印) 舌鋒鋭い文芸批評家の優しく心温まるエッセイ集。懐かしい土地や忘れられぬ人々を思い起こしながら、人それぞれの「帰る場所」を思い考える。
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東京大森海岸 ぼくの戦争 / 小関智弘
¥770
筑摩書房 2005年第1刷 四六判単行本 カバー有帯無 東京湾は大森海岸近くに住み、戦中戦後を過ごした少年時代の回想記。庶民の生活の記録。
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ぼくたちの(俎板のような)拳銃 / 辻征夫
¥1,100
新潮社 1999年 1刷 B5判単行本 カバー帯付き 三島由紀夫賞候補作 詩人による初の連作短編集
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「悪魔祓い」の戦後史―進歩的文化人の言論と責任 / 稲垣武
¥1,540
文藝春秋 1994年第一刷 単行本B5判 カバー帯付き 経年のキズ多少あり 第三回山本七平賞受賞作 共産主義も社会民主主義もサヨクと一緒くたに語られがちな昨今だからこそ、戦後の進歩的言論人の言説と行動の変遷を再確認できる一冊。
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レッドアローとスターハウス もうひとつの戦後思想史 / 原武史
¥2,750
新潮社 2012年第1版 四六判単行本 帯カバー有り 経年使用感 1960年代、沿線に西武が走らせた「特急電車(レッドアロー)」と、団地の時代を象徴する「星形住宅(スターハウス)」を題材にした歴史家による戦後評論。特に西武線と縁があり地元に興味のある方にはおすすめの一冊。
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自暴自伝 ポンタの一九七二→二〇〇三 / 村上”ポンタ”秀一
¥1,320
文藝春秋 2003年第1刷 単行本 菊版変形 帯にヤケ(写真) 経年汚れ、ヤケ 大衆音楽のあらゆるジャンルで活躍した人気ドラマー村上ポンタ秀一の自伝。やや大きめサイズ になります。
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ぼくら路上で吠えるもの / ジェス・モウリー(著) 白石朗(訳)
¥2,000
白水社 1995年第1刷 四六判単行本 帯なし 全体に経年のスレ、キズ、劣化あり オークランドを舞台にストリート・キッズたちの過酷な青春をリアルに描いた小説。この時代のストリート・カルチャーの空気を掴みとれる貴重な作品。
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雲古百話 / 大便工学研究所編, 造事務所
¥440
情報センター出版局 1996年1刷 B6判ソフトカバー 経年ヤケ 帯カバー付き 現在のZINの感覚で本が作られていた90年代らしい企画本。人と共有しにくい雲古についての些細な疑問をオープンに語っています。
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おしゃれ野球批評 / 吉田豪、リリー・フランキー他
¥660
DAI-X出版 B6判 2005年初版 ソフトカバー 帯あり 上記に加え綱島理友、杉作J太郎、しまおまほ…などなど多彩なライター陣が、それぞれの視点で野球について記したユニークな企画本。
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上海バンスキング / 斎藤憐
¥1,000
SOLD OUT
而立書房 単行本 84年第5刷 カバー帯あり 見返し扉の天角にシミ 経年の薄ヤケ 名作舞台の戯曲。初版発行は80年。当時の一般的な若い演劇ファンの赤毛モノに対するイメージを覆した作品。戯曲のうしろに資料として上演記録が付いている。
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談志亡き後の真打 / 立川志ら乃
¥450
宝島社 単行本 2012年初版 カバーにスレキズ(写真参照) 帯なし 志ら乃は立川志らくの弟子で、談志の孫弟子初の真打となった。とても立川流らしく、志らくっぽい人、時代にあわせた上書きもされているので、流派の系譜が読みとれて興味深い。
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志ん朝の日本語高座 / 古今亭志ん朝・齋藤明
¥650
PHP出版 単行本 85年初版 カバー打ち傷 帯なし クスミ 昭和53年から60年までNHK‐FMで放送された「お好み邦楽選」の台本をベースにしたもの。邦楽の合間に季節の風物などにふれた語りが入る。その語り手の一人が志ん朝であった。志ん朝は台本に自分なりに意見をするなど、積極的にかかわったという。邦楽や落語の言葉をきっかけに、日本の芸能の根底にある季節や風物の味わいについて語る。
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万年前座 僕と師匠・談志の16年 / 立川キウイ
¥3,000
新潮社 単行本 09年初版 カバーあり 帯背面にスレキズ(写真参照) 本書く派立川流。万年前座と言われたキウイですら書くのである。落ちこぼれから見た談志だから面白いのである。談志はあまりにも要領を得ないキウイに激怒を重ねながら、きなり古舘伊知郎の付き人にする。そうしてまったく他の弟子たちとはちがった関係を気付いていくのが面白い。
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立川流騒動記 / 立川談之助
¥3,500
ぶんがく社 B6ソフトカバー 2012年初版 カバーあり 帯ユルミ 本書く派立川流。談之助は談志が立川流を立ち上げる前の参議院時代に寄席時代に入門している。そして秘書を務めた特異な存在である。長い付き合いだけに、談志を仰ぎ見る次世代と違って、かなり手厳しい。サブカル感覚のあるインテリの視点。
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ひとりブタ 談志と生きた二十五年 / 立川正志
¥750
河出書房新社 単行本 2013年初版 カバー帯付き 本書く派立川流。世に知られる売れっ子弟子たちの本も良いけれど、それぞれの事情を抱えながら談志に仕えた弟子たちの扱いの違いを知るのも興味深い。生志は志の輔と同じく入門年齢が遅く、また病気もあって苦労した。20年間、談志から真打にしてもらえなかった弟子の視点。
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歌舞伎のかくし味 / 山川静夫
¥1,100
淡交社 単行本 H11年初版 カバー帯あり 語り口は天下一品。山川静夫の歌舞伎の本というだけで、楽しく読めて面白いの折り紙が付く。歌舞伎にまつわる言葉を入り口に、歌舞伎通がふと思いついた逸話を語りだす雰囲気が漂うエッセイ。
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大遺言書 / 語り:森繁久彌 文:久世光彦
¥1,200
新潮社 単行本 2003年初版 カバー帯あり 週刊新潮の人気連載をまとめたもの。このあとに「いまさらながら」「さらば」と3部作になっていくから、さすが森繁翁はしぶとい。可笑しみにあふれた老人の繰り言に久世光彦が仕上げている。嚙めば噛むほど味がある。
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ヴァイオリンの魅力と謎 / 佐々木庸一
¥1,800
音楽之友社 単行本 62年初版 カバー帯あり 帯角微傷 ヴァイオリンという楽器についてストラディヴァリの名前ぐらいしか知らない…ので、もうちょっと知ってみたいときに、基本的な全容を掴める。興味深いエピソードもあり、クラッシック好きな人にも、なんとなく知っておいても良いかなという人にも楽しめると思う。
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夢の木坂分岐点 / 筒井康隆
¥800
新潮社 単行本 87年初版 カバー帯あり 帯は谷崎賞受賞版 小口にシミ(写真参照) SF界のプリンスだった筒井の読者にとって、この夢の木坂と「乗越駅の刑罰」は新たな地平に誘われる衝撃作だった。今も文庫本で使われている表紙画はルネ・マグリット。
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うんたまぎるー / 立松和平
¥1,100
岩波書店 単行本 89年初版 カバー帯あり 謹呈本(写真参照) 小口天シミ’(写真参照) 民話を元にした沖縄芝居の演目「運玉義留」は、不可思議で庶民に爽快感を与える義賊話である。題材として映画にもなり、このように小説にもなった。立松和平は華々しくデビューし、文学賞をいくつも受賞しているが、一方で騒動の多い人でもあった。自分の中にある矛盾と複雑さを寓話に閉じ込めた印象がある。数多くの受賞歴を持つ沖縄の版画家儀間比呂志の挿画8葉。
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南アルプス開拓の父 竹澤長衛物語 / 松尾修
¥1,100
山と渓谷社 B6ソフトカバー 2012年初版 カバー裏にスレヨゴレあり(写真参照) 帯あり 今でいう南アルプスの熊猟師の息子に生まれた竹澤長衛は明治35年に15歳で山仕事を始める。時はまさに日本の山岳登山の黎明期、山案内人として多くの登山道を開いた男の物語。明治大正昭和と日本の登山の移り変わっていく姿を、竹澤の人生を通して味わえる。