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ポップの現場から~川勝正幸 in TV Bros. 1987‐2012 (TOKYO NEWS MOOK 340号) / 川勝正幸 テレビブロス特別編集
¥1,210
東京ニュース通信社 2012年1刷 B5判ソフトカバー カバー帯有 経年のキズや使用感あり TOKYO NEWS MOOK 340号にて刊行され、川勝正幸が独自の視点で1987年から2012年までのテレビ界や音楽シーンの動向を振り返る。ポップカルチャーにまつわるエッセイやインタビューを収めた貴重な記録。
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自暴自伝 ポンタの一九七二→二〇〇三 / 村上”ポンタ”秀一
¥1,320
文藝春秋 2003年第1刷 単行本 菊版変形 帯にヤケ(写真) 経年汚れ、ヤケ 大衆音楽のあらゆるジャンルで活躍した人気ドラマー村上ポンタ秀一の自伝。やや大きめサイズ になります。
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上海バンスキング / 斎藤憐
¥1,000
SOLD OUT
而立書房 単行本 84年第5刷 カバー帯あり 見返し扉の天角にシミ 経年の薄ヤケ 名作舞台の戯曲。初版発行は80年。当時の一般的な若い演劇ファンの赤毛モノに対するイメージを覆した作品。戯曲のうしろに資料として上演記録が付いている。
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談志亡き後の真打 / 立川志ら乃
¥450
宝島社 単行本 2012年初版 カバーにスレキズ(写真参照) 帯なし 志ら乃は立川志らくの弟子で、談志の孫弟子初の真打となった。とても立川流らしく、志らくっぽい人、時代にあわせた上書きもされているので、流派の系譜が読みとれて興味深い。
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志ん朝の日本語高座 / 古今亭志ん朝・齋藤明
¥650
PHP出版 単行本 85年初版 カバー打ち傷 帯なし クスミ 昭和53年から60年までNHK‐FMで放送された「お好み邦楽選」の台本をベースにしたもの。邦楽の合間に季節の風物などにふれた語りが入る。その語り手の一人が志ん朝であった。志ん朝は台本に自分なりに意見をするなど、積極的にかかわったという。邦楽や落語の言葉をきっかけに、日本の芸能の根底にある季節や風物の味わいについて語る。
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万年前座 僕と師匠・談志の16年 / 立川キウイ
¥3,000
新潮社 単行本 09年初版 カバーあり 帯背面にスレキズ(写真参照) 本書く派立川流。万年前座と言われたキウイですら書くのである。落ちこぼれから見た談志だから面白いのである。談志はあまりにも要領を得ないキウイに激怒を重ねながら、きなり古舘伊知郎の付き人にする。そうしてまったく他の弟子たちとはちがった関係を気付いていくのが面白い。
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立川流騒動記 / 立川談之助
¥3,500
ぶんがく社 B6ソフトカバー 2012年初版 カバーあり 帯ユルミ 本書く派立川流。談之助は談志が立川流を立ち上げる前の参議院時代に寄席時代に入門している。そして秘書を務めた特異な存在である。長い付き合いだけに、談志を仰ぎ見る次世代と違って、かなり手厳しい。サブカル感覚のあるインテリの視点。
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ひとりブタ 談志と生きた二十五年 / 立川正志
¥750
河出書房新社 単行本 2013年初版 カバー帯付き 本書く派立川流。世に知られる売れっ子弟子たちの本も良いけれど、それぞれの事情を抱えながら談志に仕えた弟子たちの扱いの違いを知るのも興味深い。生志は志の輔と同じく入門年齢が遅く、また病気もあって苦労した。20年間、談志から真打にしてもらえなかった弟子の視点。
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歌舞伎のかくし味 / 山川静夫
¥1,100
淡交社 単行本 H11年初版 カバー帯あり 語り口は天下一品。山川静夫の歌舞伎の本というだけで、楽しく読めて面白いの折り紙が付く。歌舞伎にまつわる言葉を入り口に、歌舞伎通がふと思いついた逸話を語りだす雰囲気が漂うエッセイ。
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大遺言書 / 語り:森繁久彌 文:久世光彦
¥1,200
新潮社 単行本 2003年初版 カバー帯あり 週刊新潮の人気連載をまとめたもの。このあとに「いまさらながら」「さらば」と3部作になっていくから、さすが森繁翁はしぶとい。可笑しみにあふれた老人の繰り言に久世光彦が仕上げている。嚙めば噛むほど味がある。
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ヴァイオリンの魅力と謎 / 佐々木庸一
¥1,800
音楽之友社 単行本 62年初版 カバー帯あり 帯角微傷 ヴァイオリンという楽器についてストラディヴァリの名前ぐらいしか知らない…ので、もうちょっと知ってみたいときに、基本的な全容を掴める。興味深いエピソードもあり、クラッシック好きな人にも、なんとなく知っておいても良いかなという人にも楽しめると思う。
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キャメラマン一代 私の映画人生60年 / 宮川一夫
¥1,000
SOLD OUT
PHP 単行本 85年初版 カバー帯あり 小口ヨゴレ(写真参照) クスミ 裏見返しにハガレ(写真参照) 名キャメラマン宮川一夫の貴重な回想録。登場する現場のほとんどが伝説的な監督の作品ばかり。読めば名作を見直す楽しみが増す。状態は経年の劣化があり、資料として読みたい方向け。
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もうひとりのイルカ物語 なごり雪の季節に旅立っていった夫へ / イルカ
¥700
SOLD OUT
マガジンハウス B6ソフトカバー 2008年初版 カバー帯あり フォークシンガーのイルカと夫の神戸和夫の回想記。神部は学生時代からイルカと音楽活動を共にし、結婚後もソロになったイルカを支えるも病に倒れた。ビジネスパートナーでもあった神部の闘病生活は20年に及んだが、愛情とともに音楽ビジネス最前線を生きるイルカのプロらしい思考にも触れることができる。
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佐野鋤・音楽とその生涯 ー昭和の民族音楽とともに生き抜いた人生ー / 佐野博美
¥750
三一書房 単行本 97年初版 カバー裏にシミ消毒済(写真参照) 小口天にシミ(写真参照) 裏見返しに著者謹呈のサインとヤブレ有(写真参照) 佐野鋤(たすく)は昭和に日本のジャズが広まるプロセスを調べた時に必ず名前の出てくる人物で、服部良一とのかかわりも深い。「ロッテ歌のアルバム」で指揮していた。著者は息子のサックス奏者佐野博美。
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浅草エノケン一座の嵐 / 長坂秀佳
¥350
講談社 単行本 89年初版 カバーあり 帯コスレ 小口にヤケ(写真参照) 本体上部にシミ 映画もドラマもテレビもゲームもなんでも書けちゃう長坂秀佳のミステリー。エノケンとロッパが探偵となるエンタメ要素たっぷりの作品。
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エリアンの手記 / 山崎哲
¥1,300
思潮社 B6ソフトカバー 86年初版 カバーあり 帯びなし 吉本隆明の別紙解説付録あり(写真参照) 日本で最初と言われるいじめ自殺事件を題材にした舞台作品など2作品の戯曲集。舞台は衝撃を与え、高い評価を得た小劇場史に残る作品でもある。巻頭に上演舞台の写真。
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飛竜伝’90 殺戮の秋 / つかこうへい
¥750
白水社 単行本 初版 カバー帯あり 1973年が初演のつかこうへい「初級革命講座 飛龍伝」は、題材となる学生運動の火が消えた90年に復活し、ヒロイン役は人気女優の登竜門として、今も人気の演目として上演され続けられている。その復活後のスタートとなったのがこの「飛龍伝’90 殺戮の秋」。ヒロイン神林を演じたのは富田靖子。名作の原点となる書下ろしの戯曲。
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ジャズ喫茶に花束を ジャズ喫茶店主九人が語る「ジャズの真実」 / 村井康司
¥800
河出書房新社 四六判ソフトカバー 2002年初版 カバーあり 帯イタミ(写真参照) ジャズファンの間で知られている全国各地の有名ジャズ喫茶のマスターたちを取材している。著者がジャズ専門ライターだけに聞きどころをしっかり押さえていて、コアファンも読んで楽しいと思う。マスターたちの推奨盤一覧もうれしい。
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愛の映画 香港からの贈りもの / 川田耕
¥900
大隅書店 単行本 2011年初版 カバー帯あり 香港映画には圧倒的メインストリームである格闘アクションがある一方で、きわめて独創的に愛を描く映画も少なくない。香港を取り巻く状況が激変する中で、映画もまた変わっていくだろう。愛を鍵に香港映画を読み解いており、総合的に香港映画を理解するときの参考になる。
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教科書から消えた唱歌・童謡 / 横田憲一郎
¥450
産経新聞社 単行本 02年初版 カバー帯あり 産経らしい主張はともかく、唱歌・童謡の基本的な知識を得たいときに、資料として過不足なくわかりやすい。
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王者の煩悩 / 安藤昇
¥1,450
SOLD OUT
コアマガジン A5ソフトカバー 08年初版 カバー帯あり 安藤昇が人生を振り返りながらエピソードを交えて語る体験的人生訓。色の道から修羅場のしのぎ方まで幅広く、読みやすい。巻頭に写真数ページ。
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男の覚悟 / 安藤昇
¥750
青志社 四六判ソフトカバー 09年第一刷 カバー帯あり 安藤昇にはいくつもの自伝、評伝、半生記があるがその一つ。この作品の場合、「男の覚悟」というテーマが先にあり、安藤が教条訓のようなことを書きたくないといったところ、では自身の生きてきた道を振り返ればそれが見えてくるのではないかと言われ、半生記としたらしい。事実は記憶とともに変わっていくので書かれているからとはいえ鵜吞みにはできないが、晩年の半生記は思考が整理されている良さもある。
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どれみそら 書いて創って歌って聞いて / 阪田寛夫 聞き手:工藤直子
¥1,250
河出書房新社 単行本 95年初版 カバー端薄ヤケ 帯あり ■ドレミソラは日本音楽の5音階、そこに西洋の楽理が入ってきてシが加わる。誰もが知る童謡「サッチャン」の作詞家で、芥川賞作家でもある坂田が子供たちに日常にあった音楽を振り返る。聞き手が詩人で童話作家の工藤直子。優しい二人の優しい気持ちになる本。
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芸能ビジネスを創った男 渡辺プロとその時代 / 野地秩嘉
¥750
SOLD OUT
新潮社 単行本 2006年初版 カバー帯あり ■現ワタナベエンタを作った人の話。ナベプロ本は数多いが、要点は全て押さえてあり入り口としてわかりやすい本。戦後芸能史の中で洋楽ポップスの和訳輸入、テレビのエンタテイメントへの早い対応、興行ビジネスの再編、近代的なプロダクションシステム確立とナベプロの功績は計り知れない。ナベシン社長と呼ばれた渡辺晋は偉大な人物でもあった。この事務所の根が常に音楽にあることも重要。