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ドジャースと結婚した男 夫・アイク生原の生涯 / 生原喜美子
¥3,800
ベースボール・マガジン社 単行本 1997年1版2刷 B6判 カバー有 帯有(微キレ*写真参照) 経年クスミ ドジャースと日本野球を繋いだアイク生原の妻による追想。古くからの野球ファンにはアイク生原とドジャースのピーター・オマリーは耳馴染みのある名前だと思います。現在と違って、かつてのドジャースはオマリー家が運営するファミリー球団でした。ドジャースの基本精神はその時代に気付かれたと言えます。その頃、ドジャースで働き、日本との懸け橋となったアイクが具体的に何をしていたのかが架かれています。
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人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間 / 池谷薫
¥880
平凡社 単行本 2008年初版 B6判 カバー帯有り NHKスペシャルやドキュメンタリー映画「蟻の兵隊」などを演出した池谷薫の著書。監督自身がこれまでに手掛け、高い評価を得た自作について解説している。映像ドキュメンタリーへの理解を深め、志す人々へのヒントでもある一冊。
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関根忠郎の映画惹句術 / 関根史郎
¥1,600
徳間書店 ソフトカバー単行本 B6判 2012初版 カバー有(縁のスレや傷*写真参照)帯有 著者は東映宣伝部で長年にわたり映画のコピーを生み出してきた関根史郎。 「仁義なき戦い」「極道の妻たち」から今夏公開の高倉健主演映画「あなたへ」まで……。わずか数行の“言葉”にすべてをかけて、名コピー(惹句)を作り続ける惹句師という仕事。映画宣伝にかける情熱と戦い、そして迷いの日々を、自らが手がけた邦画黄金期の作品や数々の名作を東映史を交えて語っていく。
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ホンダスーパーカブ 増補新訂版: 世界のロングセラー 世界がホンダに恋をした / 三樹書房
¥1,800
三樹書房 単行本 菊版 2004年初版 カバー有 帯無し 50ccのスーパーカブが生産中止になってしまいましたね。世界企業へと躍進した本田技研工業の基礎を築く原動力となったロングセラー車スーパーカブのモデル変遷史、開発担当者の証言などで足跡を追う。何度か発売されてきたカブ本のなかで97年刊の増補新訂版。
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拳の漂流 / 城島充
¥880
講談社 B5判単行本 2003年1刷 カバー(縁にヨレ*写真参照)帯(緩み)有 終戦直後の昭和20年代、日本ボクシング界でピストン堀口より強く「最強のボクサー」といわれたフィリピン人の生涯を掘り起こしたノンフィクション。無敵の28連勝、傷害で逮捕、永久追放、失明、孤独死……天才ボクサー・ゴステロの遺骨を抱いた著者は彼の祖国を訪れる。
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佐藤勝 銀幕の交響楽(シンフォニー) / 小林淳
¥1,500
ワイズ出版 2007年第一刷 菊版単行本 カバー帯有 経年のクスミ小 ぶ厚い大作ですが、作曲家佐藤勝を縦糸に監督と作品を横糸に組み上げられており、日本映画好きにとっては読みやすいノンフィクションになっています。 映画界のアイコンたちがどのように音楽を作品に取り入れ、視聴者に感動を与えてきたのかを丹念に追っています。特に、銀幕で響く楽曲の背後にある物語や制作過程が浮き彫りにされ、読者は映画の魅力をより一層感じることができるでしょう。 中平康が入っているのもうれしいところ。
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満鉄特急あじあ号 / 市原善積
¥2,200
原書房 2010年第1刷 四六判単行本 カバー帯あり 良 *1枚目の表紙写真は読みやすくわかりやすくするために明るくして使っています。実際は渋めで落ち着いた2枚目の写真に近い色合いです。 著者は、満鉄の車両設計主任技師として「あじあ」の完成に携わった人物。 機関車「パシナ」、牽引した全車両の形式図や、貴重な写真を多数収録。 新たに「あじあ」建造案決定までの経過や「パシナ」の設計と建造に関する新事実を盛り込んだ解説を附している。
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高野佐三郎 剣道遺稿集 / 堂本昭彦:編・著
¥1,300
スキージャーナル(株) 平成5年 A5判単行本 第2刷 カバー帯有 天地に経年の汚れ 高野佐三郎は江戸の末に生まれ、明治大正昭和にかけ、日本剣道に大きな足跡を残した剣道家です。学校教育の一環として剣道を組み入れ、剣道形の基盤を作りました。 高野佐三郎の剣道に関する貴重な遺稿を集め堂本昭彦氏が編纂した本書は、剣道の精神と技術について深く掘り下げ、これから剣道を始める方から熟練者まで、多くの読者に新たな気づきとなることでしょう。 剣道の歴史に興味がある方にとって、非常に価値のある一級品の資料。
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ハーディ・エイミスのイギリスの紳士服 / ハーディ・エイミス:著 森秀樹:訳
¥880
大修館書店 1997年初版 四六判ハードカバー 帯無 やや経年感あり ハーディ・エイミスはイギリスを代表するテーラーにしてクチュールブランドです。ブランドのコンセプトは「過去への尊敬、未来への展望」。サヴィル・ロウに店を構え、良質な紳士服を提供してきました。しかし代表のハーディが亡くなり、今は店も亡くなってしまいました。そのハーディ・エイミスが、イギリスの紳士服の変遷と文化的背景について書き残したもの。スーツがお好きな方、関わるお仕事をされている方には特に役立つ一冊です。
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天使はブルースを歌う 横浜アウトサイド・ストーリー / 山崎洋子
¥1,000
毎日新聞社 1998年初刷 四六判ハードカバー 帯付き 経年のキズや使用感あり ゴールデン・カップスのエディ藩から慰霊歌の作詞を依頼された著者が、ゴールデン・カップスと横浜で伝説化していた白塗りの街娼、横浜のメリーを軸に、異国文化のカオスであった戦後の横浜を描いたノンフィクション。
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ポップの現場から~川勝正幸 in TV Bros. 1987‐2012 (TOKYO NEWS MOOK 340号) / 川勝正幸 テレビブロス特別編集
¥1,210
東京ニュース通信社 2012年1刷 B5判ソフトカバー カバー帯有 経年のキズや使用感あり TOKYO NEWS MOOK 340号にて刊行され、川勝正幸が独自の視点で1987年から2012年までのテレビ界や音楽シーンの動向を振り返る。ポップカルチャーにまつわるエッセイやインタビューを収めた貴重な記録。
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戦中派天才老人・山田風太郎 / 関川夏央
¥440
河出書房新社 1995年第3刷 四六判単行本 帯カバー付き 経年のキズや使用感あり 戦中派の天才老人・山田風太郎について深く掘り下げた関川夏央による著作。戦後の日本文学や文化に多大な影響を与えた彼の思索や生き様を辿りながら、時代背景や人間ドラマを魅力的に描写。
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新ニッポン百景 ー衣食足りても知りえぬ【ー礼節ー】への道標としてー / 矢作俊彦
¥1,650
小学館 1995年初版 四六判単行本 カバー帯有 日本屈指のハードボイルド&社会派作家が、バブル後の日本を巡り、衣食足りて礼節を知った後に遺された風景を、皮肉と諧謔精神で批評する。。
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東京大森海岸 ぼくの戦争 / 小関智弘
¥770
筑摩書房 2005年第1刷 四六判単行本 カバー有帯無 東京湾は大森海岸近くに住み、戦中戦後を過ごした少年時代の回想記。庶民の生活の記録。
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「悪魔祓い」の戦後史―進歩的文化人の言論と責任 / 稲垣武
¥1,540
文藝春秋 1994年第一刷 単行本B5判 カバー帯付き 経年のキズ多少あり 第三回山本七平賞受賞作 共産主義も社会民主主義もサヨクと一緒くたに語られがちな昨今だからこそ、戦後の進歩的言論人の言説と行動の変遷を再確認できる一冊。
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レッドアローとスターハウス もうひとつの戦後思想史 / 原武史
¥2,750
新潮社 2012年第1版 四六判単行本 帯カバー有り 経年使用感 1960年代、沿線に西武が走らせた「特急電車(レッドアロー)」と、団地の時代を象徴する「星形住宅(スターハウス)」を題材にした歴史家による戦後評論。特に西武線と縁があり地元に興味のある方にはおすすめの一冊。
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雲古百話 / 大便工学研究所編, 造事務所
¥440
情報センター出版局 1996年1刷 B6判ソフトカバー 経年ヤケ 帯カバー付き 現在のZINの感覚で本が作られていた90年代らしい企画本。人と共有しにくい雲古についての些細な疑問をオープンに語っています。
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万年前座 僕と師匠・談志の16年 / 立川キウイ
¥3,000
新潮社 単行本 09年初版 カバーあり 帯背面にスレキズ(写真参照) 本書く派立川流。万年前座と言われたキウイですら書くのである。落ちこぼれから見た談志だから面白いのである。談志はあまりにも要領を得ないキウイに激怒を重ねながら、きなり古舘伊知郎の付き人にする。そうしてまったく他の弟子たちとはちがった関係を気付いていくのが面白い。
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立川流騒動記 / 立川談之助
¥3,500
ぶんがく社 B6ソフトカバー 2012年初版 カバーあり 帯ユルミ 本書く派立川流。談之助は談志が立川流を立ち上げる前の参議院時代に寄席時代に入門している。そして秘書を務めた特異な存在である。長い付き合いだけに、談志を仰ぎ見る次世代と違って、かなり手厳しい。サブカル感覚のあるインテリの視点。
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ひとりブタ 談志と生きた二十五年 / 立川正志
¥750
河出書房新社 単行本 2013年初版 カバー帯付き 本書く派立川流。世に知られる売れっ子弟子たちの本も良いけれど、それぞれの事情を抱えながら談志に仕えた弟子たちの扱いの違いを知るのも興味深い。生志は志の輔と同じく入門年齢が遅く、また病気もあって苦労した。20年間、談志から真打にしてもらえなかった弟子の視点。
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歌舞伎のかくし味 / 山川静夫
¥1,100
淡交社 単行本 H11年初版 カバー帯あり 語り口は天下一品。山川静夫の歌舞伎の本というだけで、楽しく読めて面白いの折り紙が付く。歌舞伎にまつわる言葉を入り口に、歌舞伎通がふと思いついた逸話を語りだす雰囲気が漂うエッセイ。
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ヴァイオリンの魅力と謎 / 佐々木庸一
¥1,800
音楽之友社 単行本 62年初版 カバー帯あり 帯角微傷 ヴァイオリンという楽器についてストラディヴァリの名前ぐらいしか知らない…ので、もうちょっと知ってみたいときに、基本的な全容を掴める。興味深いエピソードもあり、クラッシック好きな人にも、なんとなく知っておいても良いかなという人にも楽しめると思う。
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南アルプス開拓の父 竹澤長衛物語 / 松尾修
¥1,100
山と渓谷社 B6ソフトカバー 2012年初版 カバー裏にスレヨゴレあり(写真参照) 帯あり 今でいう南アルプスの熊猟師の息子に生まれた竹澤長衛は明治35年に15歳で山仕事を始める。時はまさに日本の山岳登山の黎明期、山案内人として多くの登山道を開いた男の物語。明治大正昭和と日本の登山の移り変わっていく姿を、竹澤の人生を通して味わえる。
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1945年のクリスマス 日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝 / ベアテ・シロタ・ゴードン 構成・文:平岡磨紀子
¥550
柏書房 単行本 95年発行2013年18刷 カバー帯あり 重い荷物を持つときに掛け声はデカいのに力を出していない奴ばっかりだ、みたいになっている日本のジェンダー平等ですが、日本国憲法に男女平等が書かれた裏にはあった努力を知るのはとても重要なこと。版を重ねるロングセラーです。あまり重版で日の浅い本は扱わないのですが、今の時代だから知っておきたい内容、資料としても重要なので。
