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志ん朝の日本語高座 / 古今亭志ん朝・齋藤明
¥650
PHP出版 単行本 85年初版 カバー打ち傷 帯なし クスミ 昭和53年から60年までNHK‐FMで放送された「お好み邦楽選」の台本をベースにしたもの。邦楽の合間に季節の風物などにふれた語りが入る。その語り手の一人が志ん朝であった。志ん朝は台本に自分なりに意見をするなど、積極的にかかわったという。邦楽や落語の言葉をきっかけに、日本の芸能の根底にある季節や風物の味わいについて語る。
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森繫の重役読本 / 向田邦子
¥1,450
ネスコ 単行本 91年初版 カバーあり 帯に折れ(写真参照) ■向田邦子の出世作となった連続ラジオエッセイのシナリオを収録。森繁が朗読した台本で、巻末には森繁久彌が向田邦子を回顧した掌編がある。
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無理難題「プロデュース」します 小谷正一伝説 / 早瀬圭一
¥3,000
SOLD OUT
岩波書店 単行本 2011年初版 カバー帯あり ■井上靖の芥川賞受賞作「闘牛」をはじめいくつかの小説のモデルとなった小谷正一。毎日新聞社に入社し、セパ分裂さなかの毎日オリオンズの設立、斬新な夕刊タブロイド紙、新日本放送(現毎日放送)のラジオ局立ち上げ、さまざまな仕掛けを成功させてき小谷正一のプロデューサーとしての側面が描かれる。関西時代の活躍が主だが、小谷を中心に見た貴重なメディア史。
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私だけの放送史 民放の黎明期を駆ける / 辻一郎
¥2,500
清流出 版 B6判ソフトカバー 08年初版 カバーあり 帯に少しイタミとシミ ■日本に民放ラジオが始まってから4年目に新日本放送(現毎日放送)に入社し、現場でかかわったテレビの立ち上げの様子などが書かれている。この周辺の本を読むと和田誠さんの父で和田唱の祖父にあたる和田精が放送音響のキーマンの一人であったことがわかる。また毎日放送が系列キー曲であるTBSではなく、NET(現テレビ朝日)のネット局としてスタートした裏側が書かれていてエグい。