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ポップの現場から~川勝正幸 in TV Bros. 1987‐2012 (TOKYO NEWS MOOK 340号) / 川勝正幸 テレビブロス特別編集
¥1,210
東京ニュース通信社 2012年1刷 B5判ソフトカバー カバー帯有 経年のキズや使用感あり TOKYO NEWS MOOK 340号にて刊行され、川勝正幸が独自の視点で1987年から2012年までのテレビ界や音楽シーンの動向を振り返る。ポップカルチャーにまつわるエッセイやインタビューを収めた貴重な記録。
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大遺言書 / 語り:森繁久彌 文:久世光彦
¥1,200
新潮社 単行本 2003年初版 カバー帯あり 週刊新潮の人気連載をまとめたもの。このあとに「いまさらながら」「さらば」と3部作になっていくから、さすが森繁翁はしぶとい。可笑しみにあふれた老人の繰り言に久世光彦が仕上げている。嚙めば噛むほど味がある。
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キャメラマン一代 私の映画人生60年 / 宮川一夫
¥1,000
SOLD OUT
PHP 単行本 85年初版 カバー帯あり 小口ヨゴレ(写真参照) クスミ 裏見返しにハガレ(写真参照) 名キャメラマン宮川一夫の貴重な回想録。登場する現場のほとんどが伝説的な監督の作品ばかり。読めば名作を見直す楽しみが増す。状態は経年の劣化があり、資料として読みたい方向け。
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王者の煩悩 / 安藤昇
¥1,450
SOLD OUT
コアマガジン A5ソフトカバー 08年初版 カバー帯あり 安藤昇が人生を振り返りながらエピソードを交えて語る体験的人生訓。色の道から修羅場のしのぎ方まで幅広く、読みやすい。巻頭に写真数ページ。
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男の覚悟 / 安藤昇
¥750
青志社 四六判ソフトカバー 09年第一刷 カバー帯あり 安藤昇にはいくつもの自伝、評伝、半生記があるがその一つ。この作品の場合、「男の覚悟」というテーマが先にあり、安藤が教条訓のようなことを書きたくないといったところ、では自身の生きてきた道を振り返ればそれが見えてくるのではないかと言われ、半生記としたらしい。事実は記憶とともに変わっていくので書かれているからとはいえ鵜吞みにはできないが、晩年の半生記は思考が整理されている良さもある。
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子供にしてあげたお話 してあげなかったお話 / 岸田今日子
¥2,000
大和書房 単行本 01年初版 カバー帯あり 著者署名あり(写真参照) ■してあげなかったお話は、自分の中の読者に向けて書いたものの、娘に読んであげるのはためらわれたというショートショート。エッセイストとしても名高いが、ストーリーテラーとしても素晴らしいと感じる。
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さよならだけが人生さ 五社英雄という生き方 / 五社巴
¥750
講談社 単行本 95年初版 カバーにイタミ(写真参照) 帯なし ■多くの逸話を残した映画監督の評伝。著者は娘。カバーの角やふちにスレや痛みがあるが本文には問題なし。興味の高い人物の資料として。
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にんげん見本帖 心に残る あの人の言葉・この人の生き様 / 西川右近
¥1,000
集英社(創美社) 単行本 2010年初版 カバー帯あり ■日本舞踊「西川流」の発展に尽くした元家元、初のアメリカ講演をするなど古典芸能に携わりながらも進取の気風を持っていた。分野を問わず様々な人を語っているが、すべてが上質な芸談。
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みんな裕ちゃんが好きだった ターキーと裕次郎と監督たち / 水の江瀧子
¥850
文園社 単行本 H3年初版 カバーあり 帯に一部欠損とヨレ ■ターキー水の江瀧子はその業績が過小評価されている気がする。戦前のSKDでは空前のスターだったし、映画Pとしては戦後の日本映画を変えた日活黄金時代に改革の中心的役割を果たしている。う~ん「独占!女の60分」で気さくな姿を見せすぎたからなぁ。「高らかな挽歌」や「多摩川夢工場」を読んでいいると補完にもなる。
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藝人という生き方 そして、死に方 / 矢野誠一
¥1,100
日本経済新聞社 単行本 99年初版 カバーの背上部にヨレ 帯あり ■人物評集。人選が矢野誠一である(写真参照)。また芸の捉え方も幅広く、矢野誠一にしかこれだけの人をカバーできないと思われる。
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李香蘭 私の半生 / 山口淑子、藤原作弥
¥1,200
新潮社 単行本 87年発行第7刷 カバー帯付き 全体に薄ヤケ ■半生そのものが劇的で歴史を映し出す自伝。李香蘭の人生はドラマ化や舞台化されたほど波乱万丈で世の不思議に満ち興味深い。
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杉村春子 女優として、女として / 中丸美繪
¥1,500
文芸春秋 単行本 03年初版 カバー帯あり ■いろいろあった文学座でいろいろあった女優のいろいろあった話。いろいろ背負って身に着けた芸の深み。舞台の熱が変わり、映画に出れば画面が引き締まる不世出の女優の一人ですから。
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バラと痛恨の日々 有馬稲子自伝 / 有馬稲子
¥1,500
中央公論社 単行本 95年初版 カバー帯あり ■旅公演の合間に3年をかけた書いたという。女優というと沢村貞子の文章が有名だが、有馬稲子も読ませる人だ。余分な虚飾がなく知性的。
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アデュ~ ポルノの帝王久保新二の愛と涙と大爆笑 エッチ重ねて50年‼ / 久保新二:著 石堂三六/小川晋
¥1,500
ポット出版 A5ソフトカバー 15年初版 カバー帯あり 見返しにサイン(未亡人下宿より 久保新二) ■これが書籍であるって日本はいい国。ネットのブログだったりしたら興がのらない。ピンク映画とロマンポルノはちょっと違う、久保新二はロマンの人。
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二枚目の疵 長谷川一夫の春夏秋冬 / 矢野誠一
¥700
文芸春秋 単行本 04年初版 カバーあり 帯なし ■長谷川一夫と言えば二枚目の代名詞、ちなみにハンサムは上原謙、古い話だ。しかしキムタクがそうであるように、二枚目の主演スターを背負い続けるのは茨の道なんだなあと考えさせられる。
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カルト映画の巨匠 [ジョン・ウォーターズの偏愛エッセイ] クラックポット / ジョン・ウォーターズ著 伊藤典夫訳
¥3,000
SOLD OUT
徳間書店 単行本 91年初版 ソフトカバーと帯、および小口に経年の薄ヤケと汚れ ■カルトな変人が書いた変なエッセイ。