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ポップの現場から~川勝正幸 in TV Bros. 1987‐2012 (TOKYO NEWS MOOK 340号) / 川勝正幸 テレビブロス特別編集
¥1,210
東京ニュース通信社 2012年1刷 B5判ソフトカバー カバー帯有 経年のキズや使用感あり TOKYO NEWS MOOK 340号にて刊行され、川勝正幸が独自の視点で1987年から2012年までのテレビ界や音楽シーンの動向を振り返る。ポップカルチャーにまつわるエッセイやインタビューを収めた貴重な記録。
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いつだって青春 ホリプロとともに30年 / 堀威夫
¥1,000
東洋経済新報社 単行本 92年初版 帯カバー付き 謹呈本のため著者署名と落款、送り先為書きあり(写真参照) ■ホリプロを作った人の回顧録。堀の半生記は村松友見による「ギターとたくわん」もあるが、芸能資料としてはこちらの方がふさわしい。戦後ポップス史でもあり、ジャズ、GSを経てアイドルの時代まで懐かしい名前とエピソードが登場する。
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翼のはえた指 評伝 安川加壽子 / 青柳いづみこ
¥1,400
白水社 単行本 99年初版 カバー帯あり ■大正時代に外交官の娘としてパリに生まれ、戦前戦後に日本の音楽の発展に大きく貢献した安川の評伝。著者の青柳はピアニストでドビュッシーの研究家。演奏家としても生活者としても多くの開拓をした。記憶の彼方に消してよい存在ではない、と思う。
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ジュリアードの青春 音楽に賭ける若者たち / 文:ジュディス・コーガン 訳:木村博江
¥750
新宿書房 単行本 90年初版(06年に新装版) カバー帯あり ■ジュリアード音楽院出身の著者によるノンフィクション。指導者として音楽好きにはおなじみの名前が続々登場する。トップレベルで学ぶって大変なことであるが、学校が純粋に学校であった時代のうらやましさもある。
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プロデューサー 音楽シーンを駆け抜けて / 酒井政利
¥700
時事通信社 単行本 2002年初版 カバー帯あり ■酒井はアイドル黄金時代に活躍したプロデューサーで今年(21年)の夏に亡くなった。代表作である南沙織、郷ひろみ、山口百恵らに多くのページが咲かれているが、短くさまざまな歌手に触れている部分が意外に興味深かったりする。
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藝人という生き方 そして、死に方 / 矢野誠一
¥1,100
日本経済新聞社 単行本 99年初版 カバーの背上部にヨレ 帯あり ■人物評集。人選が矢野誠一である(写真参照)。また芸の捉え方も幅広く、矢野誠一にしかこれだけの人をカバーできないと思われる。
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バラと痛恨の日々 有馬稲子自伝 / 有馬稲子
¥1,500
中央公論社 単行本 95年初版 カバー帯あり ■旅公演の合間に3年をかけた書いたという。女優というと沢村貞子の文章が有名だが、有馬稲子も読ませる人だ。余分な虚飾がなく知性的。
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曽根幸明の昭和芸能放浪記 昭和の夢は夜ひらく / 曽根幸明
¥2,500
廣済堂出版 単行本 07年初版 カバー帯付き 小口天など全体に経年のヤケ ■曽根幸明はテレビの歌番組にもよく登場していて、たたずまいに独特のやさぐれ感があり夜の歌謡曲に良く似合うと感じた。世田谷に生まれ不良、練鑑、バンドマン、ジャズ喫茶をへて作曲家として歌謡界の最前線を駆け抜けていった回顧録。勝新太郎に信頼された人。
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相倉久人にきく昭和歌謡史 / 相倉久人:著 松村洋:編著
¥1,800
アルテスパブリッシング B6版ソフトカバー 16年初版 帯カバーあり ■相倉久人というとついついジャズの話をしていただきたくなるが、大衆音楽全般への造詣の深さから昭和歌謡やアイドルやニューミュージックについても読みごたえがある。評論うんぬんより、もう好きに音楽について話してもらえればためになる感じ。
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ラップのことば JAPANESE HIP HOP WORDS / 企画・編集 猪又孝
¥2,200
P-Vine BOOKS 単行本 2010年初版 カバー 帯あり(帯の汚れに見える部分は印刷です) ■全15人、それぞれ約1万字のインタビュー。帯の写真にもあるように顔ぶれが素晴らしく、資料としても価値が高い。